こんにちは、きりまといいます。
今回はSVシングルランクバトルシーズン2において最終1桁順位を達成することができたので記事を書いていこうと思います。
構築経緯
まず①ガブカイリューサフゴを使ってみたい、②鋼テラス眼鏡サフゴでステロ撒きをワンパンする動きが面白そう、というところから構築を組み始めました。その際裏のポケモンは詰め性能が高い方が良いと思ったので、呪い持ちのミミッキュ、残飯ヘイラッシャを採用し、ここまでミトムとサザンドラが重かったので襷マスカーニャを採用しました。また眼鏡サフゴは相手のガブリアスやセグレイブとは初手で対面したくないので、ガブリアスはその辺と打ち合えるフェアリーテラスオボン型で採用し、ここまでキョジオーンや受けが重かったのでカイリューを謎の毒テラス隠密マントで使ってみました。
このままでも途中まである程度勝ててはいたのですが、カイリューとヘイラッシャが何か違うと思ったので変更することにしました。そこで、浮いていてセグレイブに弱くないHBミトムと、ウルガモスに弱くなく受けにも抗える身代わり持ちのラウドボーンを採用することにしました。
ここまでパーティの足が遅めなのが気になり、ガブリアスを最速鉢巻型で、またステロ撒き(デカヌチャンなど)が明らかに減っていたのでサーフゴーを拘りスカーフで採用することにしました。
最後にミミッキュの使用感があまり良くなくなってしまったのと、ゲンガーやウルガモス、マスカーニャといったポケモンに抗えるので突撃チョッキセグレイブを採用することにしました。
コンセプト
弄りまくったら原型が無くなってしまったので分からなくなりました。
構築名はなんとなくこの３体です。
個体紹介
マスカーニャ＠気合いの襷
テラスタイプ：草
特性：新緑
性格：陽気
実数値(努力値)：151-162(252)-91(4)-×-90-192(252+)
技構成：トリックフラワー／叩き落とす／けたぐり／毒菱
サーフゴー、サザンドラ、ゲンガーといった特殊ポケモンに対面から基本的に打ち勝てる襷枠です。特性については草悪ウェポンの火力を下げたくないので新緑で、ゲンガー意識で性格は陽気にしています。技構成についてはメインウェポンのトリックフラワーと叩き落とす、サザンドラやドドゲザン意識のけたぐりはシーズンを通して使っており、最後の枠には最終日のみ毒菱を採用しました。主にギミックパや高耐久ポケモン意識でしたが、最終1桁チャレンジではなぜかテラスカイリューとマスカーニャを毒らせることで勝つことができました。
余談ですが自慢の♀色違いです。
ラウドボーン＠食べ残し
テラスタイプ：フェアリー
特性：天然
性格：図太い
実数値(努力値)：209(236)-×-154(156+)-131(4)-104(68)-92(44)
技構成：フレアソング／テラバースト／身代わり／怠ける
＜調整＞
H…16n+1
B…11n
D…特化サーフゴーのシャドーボールを93.8%で耐え
S…同族意識で少し多め
汎用性を落とさずにキョジオーンに強い枠として採用しましたが、実際にはキョジオーン絡みに勝てるかはまあまあ怪しかったです。このような身代わりラウドボーンは水テラスのシャドーボール持ちが多いですが、あまりにサザンドラが重かったので少しでも勝てる可能性を上げるためにフェアリーテラスにしました。構築の欠陥故か、想定より色んなパーティに投げた過労死枠です。
水ロトム＠オボンのみ
テラスタイプ：鋼
特性：浮遊
性格：図太い
実数値(努力値)：157(252)-×-174(252+)-125-128(4)-106
数値が足りない過労死枠2。
物理ドラゴン勢に対面から仕事をして貰う枠で、イカサマは特にセグレイブへの打点として重宝しました。ハイドロポンプに鬼火と命中不安の固まりで、変化技一点読みでサーフゴーを投げられたりとストレスのたまるポケモンでしたが代えが効かないです泣
テラスタイプは浮遊と組み合わせると強いので鋼です。
サーフゴー＠拘りスカーフ
テラスタイプ：鋼
特性：黄金の体
性格：控え目
実数値(努力値)：165(20)-×-116(4)-198(212+)-119(60)-131(212)
技構成：シャドーボール／ゴールドラッシュ／サイコショック／トリック
＜調整＞
S…スカーフを持って準速ドラパルト抜き抜き
C…11n、H4振りサーフゴーがシャドーボールで最低乱数以外落ちる
D…臆病ゲンガーのシャドーボール確定耐え、臆病サーフゴーのシャドーボール93.8%で耐え
いるだけで変化技をシャットアウトできる便利屋さんです。始めは眼鏡で使っていましたが、出しやすさを考慮してスカーフに変更しました。技構成に関してはドオーが嫌だったのでサイコショックを採用しましたが、結果的に活きる場面はあったのでよかったです。臆病ではなく少し耐久に振っているのはなんとなくです。
テラスタイプはゴールドラッシュがすごいことになる鋼にしました。
ガブリアス＠拘り鉢巻
テラスタイプ：フェアリー
特性：鮫肌
性格：陽気
実数値(努力値)：183-182(252)-115-×-106(4)-169(252+)
技構成：逆鱗／地震／毒突き／テラバースト
雑に強い枠と思っていましたが、パーティを変えていくごとに出しにくくなってしまい、最終的には選出率は一番低かったかもしれません。しかし電気の一貫を切る枠は欲しかったこともあり、外せませんでした。
ドラゴン勢と打ち合いたかったのでフェアリーテラス、ロトムのフェアリーテラスにも一応一貫する毒突きでの採用です。
セグレイブ＠突撃チョッキ
テラスタイプ：電気
特性：熱交換
性格：意地っ張り
実数値：213(180)-210(204+)-113(4)-×-112(44)-117(76)
技構成：氷柱針／地震／テラバースト／氷の礫
調整はこちらの記事を参考にしました。
【ポケモンSV S1 最終20位＆23位】 セグレイブカイリュー２軸 -頑丈キョジオーンを添えて- - ぽけぷる
パーティの最後に入って来た枠です。テラスタイプが電気の理由は、アーマーガアやヘイラッシャが多いかも知れないこと、鋼テラスタルサザンドラに対する打点です。結果的にそのような場面にはなりませんでしたが、補完として良い働きをしてくれました。
色んな構築に刺さっているように見えましたが、思った以上に打たれ弱かったので扱いが難しかったです。
地面テラスの瓦割り持ちが良かったかもしれませんでした。
重かったポケモン
大体きつかった気がします…
気合で浅く広く対応していました。
結果
TN フユ 最終9位 レート2253
TN もにょ 爆発四散（最高は多分2220くらい）
あとがたり
剣盾のときには最終1桁順位が取れなかったのでとても嬉しいです。シーズン中盤から1桁順位近くをキープし続けて最終日の朝2時にも2ROM1桁でしたが、そこからの周りの追い上げが凄まじかったこと、また片方のROMを200位まで溶かしてしまって心がほぼ折れていましたが、最後の2戦をなんとか勝つことができました。最終日にフユROMで潜った4戦(少なくて草)を録画したので、そのうち上げるかもしれません。
↓上げました(BGMうるさいかも)
何かありましたらTwitter(@syaropo)までお願いします。
𝓼𝓹𝓮𝓬𝓲𝓪𝓵 𝓽𝓱𝓪𝓷𝓴𝓼
セグレイブの案とサーフゴーの調整をくれた常森
